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No.86147 Re: 恋人でも腹六分？

あなた、愛された記憶があなたを火照らせるのは、あなたの猜疑心が問題
なのです。つまり、なかなか彼のアプローチに沿わなかったあなたが、今
では彼の虜になっている之図は、
あなたは愛を捧げたい人ではなく、愛を捧げられたい人だということなの
です。一旦愛され愛撫されその記憶が頭脳にも身体にも刻印され、その味
から逃れられないあなたの執着は、
実は、あなたの小心と不安と自尊心のない交ぜになった、猜疑心に帰結す
るのです。
だから、一度得た確証をあなたは（反対に）なかなか手放せない。
既に得た恋人関係という確かなものが、あなたの核に有る猜疑心を上回っ
て安心感に至った今、もう、あなたは独り身の不安な猜疑心だらけの孤独
には戻れないということでしょう。

あなたは自分の価値観を一度解放なさい。
人はそういうもの、そういう気紛れ、そういう不確かさの生物なのです。
だから、あなたは彼を信じて「自分（のこと）に生きる」までのタフネス
で彼と接さねばいけないのです。
人間は信頼されている絆の下に、どうあっても戻って来るのです。
例え、ひとときの裏切りを断行しようとも、その挙句にいつでも思い出し
・思うのは、自分を信じてくれた人の真の心なのですね。
だから、あなたは忍の一字であなたに戻る彼までを見越して、彼を泳がせ
る強さすなわち、余裕を持って押したり退いたりするメリハリで付き合う
ことが大事なのでした。
四六時中彼を監視するかのような邂逅はマンネリを催すのです。それは愛
の自己陶酔（だけなの）であり、真に愛していることではないのです。

そうした傾向の原因は、あなたが人を信じない猜疑心にあるとあたくしは
みた。どうでしょうか。
自分の思い通りでなければいけないあなた、という風にも言い換えること
もできます。

あなたは愛されて安心に至る（＝酔う）恋ではなく、四六時中共に一緒で
ないけれども、だからこそあなたを自ずと思い出してもらえると信じる潔
さが必要です。
四六時中（毎週毎週）一緒であるだけが恋のバロメーターではありません。
信じて疑わない強さに生きて、何かに脅えるような猜疑心を捨てなさい。
もしもの裏切りは裏切りの出たとこ勝負なのです。
それを未然に防ぐような愛の枷を恋の相棒に与えてはいけません。

真理之丞愛の枷 (2010/11/11 Thu 22:53:00) pc *.82.45.4

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