[ 返答する (質問者のみ) ]

No.90327 Re: 疑心暗鬼を治したい

あなた、疑心暗鬼は治りませんし、また直す必要もありません。
疑心暗鬼は、あなたの思考力と、あなたの繊細さ、あなたの誠実さの裏返し
や証明でもあるのです。そう感じる自分を大切にしてよろしい。

ただし、その気付きや思いに駆られて、自分を見失うのはいけません。
その上でどうあろうとするかを探すあなたの問いは、素直でよろしい。
でも、疑心暗鬼の自分を自己嫌悪で責める必要はないのです。

あなた、あなたの提示した彼の四つの行動については、彼があなたのデリケ
ートさや賢明さを知っているからこその「変化球」なのだということを思い
ましょう。そう言って来たのなら、それでよいとしましょう。
そして、そのまま同じように彼と同じツールで応えるのでよいし、時にあな
たが実際に声を聴きたいのであれば、そのようにしなさい。
ただ、いつでも、監視している風に取られかねないあなたの応酬や為し方は
気をつけなさい。本当は疑心暗鬼に察知しても、軽く相手の思うツボにさせ
て、彼を楽にさせる、泳がせる。そうすることがあなたの側の幸福にも平穏
にもなることを思いなさい。

あなたに贈る言葉は、「負けるが勝ち」ということと「隙を敢えてつくる」
ことで二人がギクシャクしないということです。

しかし、もし、彼が浮気三昧であなたを踏みつけるも同然のような傍若無人
に出たらどうするのか、ということもありましょう。
これには、あなたの側に、彼だけが人生のすべてではない、というあなたの
意思の表明がどうしても必要になってきます。つまり、あなたは恋愛だけに
生きていない自己実現を模索する必要がある、ということです。
そして、そんなあなたで寂しく思い離れて行くだけの軽いカレシなのならば、
あなたの疑心暗鬼に足るだけの中身のない彼ですから、風に任せるのでよい
とあたくしは思う。別れることになろうとも。

本当に待っていてくれて、本当に思い続けてくれる存在を、人間はおのずと
判るものなのです。彼が享楽に現を抜かしていても、やがて醒めた彼は誰が
一番大事か気付かずにはおれないのが相思相愛のマンネリズムです。
だから、あなたは彼の言動に心乱されず、ドンとしていたらいいのです。
人間は知覚も味覚も、何でも飽きる気紛れな心の生き物なのです。四六時中
愛してもらいのなら尚更距離感を上手に取ることです。
わかっているけど眼を瞑り、あなたの疑念をあなた自身の仕事や趣味に転換
させて生きるほどあなたはタフな人生を歩みなさい。
人間に愛は必須ですが、人生には愛だけで必要不十分なのです。

真理之相愛掟 (2010/11/27 Sat 23:00:07) pc *.18.177.128

この回答が参考になった: 3人　(携帯からのみ評価可)