ゲイとして生きていく上での心や体の悩みを相談してみよう。ネット上にいる兄貴や弟が相談にのります。
あなたのご相談で、「会話は楽しいから」とありますね。
あたくしが慎重にあなたの文章を読んで妙にひっかかったのは、「楽しい」
という部分でした。
というのは、これはおそらく、有意義で実りあるという意味ではなく、
どこか「嘲笑」というものに通じるようなひと時のうっ憤の解消もどきの
ものであったのではなかったのか?ということなのです。
そう、あなたは楽しさを欲しがったし、楽しさで紛らわせたし、支払って
メンツを保ち、自己満足を得ていたのです。
だからあなたは「その小生意気な若造」に感謝を求めるのは間違っている
し、もともと、良識を仲立ちにしている間柄でもなかったのです。
だから、それを直感で感じていた若造に嘲笑されても仕方ありません。
あなたの言い分は、どんなスタンス同士であれ、ありがとうの一言も、、、
というものであるのはあたくしは知っている。
でも、あなたたちが、その楽しさで、どんな話をしていたのか、それに
よるのです。つまり、あなたの説教は場違いだった可能性が濃厚なのです。
もしも、あなたたちが相互に真剣で、お互いを励まし合うような感性で
毎回会っていたのであれば、感謝をどういう形ででも出さないことなどは
そうそう有り得ない。人間であれば、ありがとうと思う、言うのは常識の
ラインのことであって、あなたたちは、そういう常識を超えた(ゲイなら
ではの?)愉しみで、切実味のないゲイライフのカタルシスを得ていただけ
なのではなかったか。
あなた、おごるというのは、おごられる人に負の想念を抱かせるし、また
反対に、平気の厚顔無恥の連鎖をも生むものなのです。
ですので、毎回そういうことをするのは、あなたが自分に若さに負ける負い
目があったということもあるでしょう、あなたは出すことで彼との楽しみ
を先に延ばして関係性を持って来たのでした。
いわば、あなたの満足だったことに、彼に「今さら」言うのはもう時機既に
遅かったのでした。時機を外すと慣れてしまった厚かましさを諭すことは
もうできないことなのです。
彼も今更悔悛をするどころか、突き抜けて今までの楽しかったことまで貶さ
れたようで、おごってもらっていたのに、忌々しさすら思うというなんとも
最悪な図式になるのです。
あなたは負い目を金で片付けることはしないように。
そして、出した金はそれで良しと相手の未熟を呑み込んで笑えるまでの人に
なるか、誠実極まる青年にしかそういうことはしてはいけません。
そして誠実極まる青年は、あなたにいつも出させないものなのです。
あなたが情けない、というのが結論になります。
真理之丞狼煙負 (2011/01/02 Sun 18:46:36) pc *.18.177.128
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